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全農林労組の農政学習会に出席。東京大学名誉教授の谷口信和先生から、農水省のコメ政策、水田整備など含めて農政全般の課題について熱のこもったお話を伺いました。






12/16(木)朝8時より全農林労組の農政学習会に出席。東京大学名誉教授の谷口信和先生から、農水省のコメ政策、水田整備など含めて農政全般の課題について熱のこもったお話を伺いました。

谷口先生からは、いま問題になっている国交省の統計不正に関連して「統計は国の基本」というお話が冒頭ありました。谷口先生ご自身が編集されている雑誌『農村と都市を結ぶ』にて、厚労省の統計不正が問題になった2020年に「農林統計に不正はないか」という問題意識から昭和22年の近藤康男・農林省統計調査局長(当時)の論文を取り上げて、論じていらっしゃいます。

谷口先生のご講演では、現在の農水省の予算が「近視眼的」で、個別の課題への対応に終始しており、長い期間をかけて気候変動への対応や地球温暖化ガス削減を進めようとする意図がみえない問題を指摘されていました。気候変動により日本では大規模な水害が増えていますが、「緑のダム」としての水田の保持が災害対策・地球温暖化ガス対策からも重要というご提言でした。山形県で農業に関わる現場の方々からの声も伺った上で、舟山やすえさんと共に、野党として「哲学」ある農業政策が作れるように努力して参ります❗


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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