【マッシュルームが対象なのにキノコ類が対象とならない農水省の『燃油価格高騰対策』】
12/7(火)舟山やすえ政調会長、宮崎県選出の長友しんじ衆議院議員と共に、農水省・林野庁へ要望。きのこ農家さんからいただいた経営データをもとに、売上げに対して2割程度光熱費がかかっている現状をお示しして、マッシュルーム以外のキノコ類についても燃油価格高騰対策の対象にしてくれるよう要望しました。
11月下旬に要望した際には「キノコは特用林産物で林野庁が対応、マッシュルームは野菜で農水省の対応」と「役所縦割り」そのものの回答でしたが、この日は農水省から「財務省と折り合いがつけばキノコ類も対象に含めることを検討したい」という前向きな回答がありました❗
残念ながら今冬には間に合いそうにないのですが、中期的に検討を進めてくれる、ということでした。
一方、しいたけ農家に対して「菌床」（きんしょう）を提供する農協の「菌床しいたけ培養センター」も燃料費と電気代が高騰して困っていますが、燃油価格高騰対策はあくまで農業者が対象で農協の施設は対象外ということでした。ただし、このような農協の施設でもキノコ農家のハウスでも、断熱材を入れて光熱費を抑えるとか、ヒートポンプを導入して省エネを図る施設整備には林野庁の補助「林業・木材産業成長産業化促進対策」が使えます。