10/4(金)東京ビッグサイトで開かれた「HCR2024第51回国際機器展&フォーラム」にて、南陽市に本社があるNDソフトウェアの展示を拝見。
10/4(金)東京ビッグサイトで開かれた「HCR2024第51回国際機器展&フォーラム」にて、南陽市に本社があるNDソフトウェアの展示を拝見。NDソフトウェアの「ほのぼの」は、介護施設に導入されたソフトウェアとしてトップシェアです。
介護職員の皆さんが首に「巻く」タイプのワイアレスマイク・スピーカーを付けた上で、口で言うだけで、介護システムに、入居者(入院患者)さんのバイタルデータなどを介護システムに入力されるという新しいシステムを紹介してもらいました。入居者さんたちの「気になる情報」なども、AIがスマートホンから読み上げることも可能。IT化がなかなか進まない介護業界で、これからも必要なシステムです。
NDソフトウェアの方に紹介してもらい、同じ東京ビッグサイトで開催されていた「3D食品プリンターを使った介護食の開発」の発表をされていた、山形大学の古川英光教授の発表ブースに伺いました。飲み下すことがうまくできないご年配の皆さんには朗報です。現地ではデモンストレーションとして「えび」の形や「うに」の色形に似せて「出力」されていました。
この3D食品プリンターに使われているのは、様々な食材を細かくして低温凍結した「低温凍結粉砕含水ゲル粉末」というもの。水分を取り除けば長期保存が可能ということで、「宇宙食」への活用が出来る可能性があります。大変興味深い展示でした。