1/29(月)資源エネルギー庁資源・燃料部に問い合わせ。「一部のガソリンスタンドでは、他とは違って何十円も安く売っている。もしかしてガソリンに混ぜ物がされているのではないか❓」というお声を頂いたのでガソリンの品質検査について聞きました。
1/29(月)資源エネルギー庁資源・燃料部に問い合わせ。「一部のガソリンスタンドでは、他とは違って何十円も安く売っている。もしかしてガソリンに混ぜ物がされているのではないか❓」というお声を頂いたのでガソリンの品質検査について聞きました。
全国石油協会として毎年レギュラーガソリン・ハイオクともに2万件以上検査しているということです。レギュラーガソリンでは「不適合事例」は令和4年度「ゼロ」でしたが、ハイオクでは数件ありました(山形県はいずれもゼロです)。全国石油協会の他に「海事検定協会」でも検査をしています。「不適合事例」については資源エネルギー庁や地方経産局が立ち入り検査を実施しています。
では「混ぜ物していないのに、なぜ安いガソリンがあるのか❓」
消費者からは分かりにくいのですが、スタンドで売っているガソリンには「2種類」あります。石油元売り業者からガソリンスタンドに流れる正規の「系列玉(けいれつぎょく)」と、海外からの輸入ガソリンや「余剰ガソリン」を燃料商社が流通させている「業転玉(ぎょうてんぎょく)」です。この「業転玉」が安いのです。