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16日も、震度5クラスの余震があった。かつて経験したことのない余震の多さに、被災地の方はどんなに不安なことだろうか。 何とかみんなで被災された方と繋がって全力で支援しましょう。


16日も、震度5クラスの余震があった。かつて経験したことのない余震の多さに、被災地の方はどんなに不安なことだろうか。
何とかみんなで被災された方と繋がって全力で支援しましょう。
10日開かれた参議院災害対策委員会でも要望したやり取りをいくつか紹介する。
●過去の地震では、避難所のからダメージを受けた自宅に戻って余震での倒壊で亡くなった方も、対策は取っているか?
→安全が確認されない建物には戻らないよう強く呼びかけている!
また、気象台の発表時にも必ず、同様の呼びかけを強く行っている。
さらに緊急の建物の安全判定もスピードアップし、より被害の大きい地区にも入って進めている。
●本震を上回るあるいは同程度の揺れの余震が起こる可能性は、無くなったのか?
→本震から10日以上立って、同じクラス以上の余震の可能性は、かなり低くなった。しかし、可能性がゼロになった訳では無い。科学的であることと、いたずらに不安を煽らない事を両立するために、地震着後の『同程度の余震に注意』から、現在は『震度5強以上の余震に注意』と呼びかけを変えている。(これは昨日の段階でもそのまま変わらず)
●新潟沖を震源とする震度5の地震もあったが、能登半島の地震が他の断層などにも影響し、離れた場所でも地震が誘発されたのか?
また、離れた場所で大きな地震が誘発される危険はあるか?
→今回の地震を起こした日本海側の同じ断層の北端が震源のであり、同じ断層の余震と考えている。
能登半島の大きな余震が続く地震が、離れた断層などに影響を及ぼし地震が誘発されるか?については、今のところその兆候は全く無く捉えられていない。
が、だから全くないとも言い切れず、有るとも無いとも断定はできない。分からないとしか言えない。
日本では、いつどこで大きな地震があってもおかしくなく、心構えも含め、出来る限りの対策を行っておくしかない。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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