12/17(日)東京駅丸の内北口近くの「KITTE」にて天童将棋駒祭り開催。
12/17(日)東京駅丸の内北口近くの「KITTE」にて天童将棋駒祭り開催。「将棋の駒」といったら山形県天童市の特産品。名人戦・王将戦といったタイトル戦でプロ棋士が使うような超高級な駒が展示・販売。将棋駒製造販売の「中村清吉商店」の中島さんに将棋の駒について教えてもらいました。
かつては将棋の駒はもう少し小さかったということですが、高級な木を使うようになって大きくなっているということです。今回展示された将棋の駒の文字はすべて漆塗り。赤い色を使った独特な将棋の駒もありますが、これは天童独自の書き方で、紅花をイメージして「赤うるし」で文字を書き、紅花が草の上に咲くように2文字の駒の上の文字を赤く書いています。
会場では「中川慧悟 七段」による対局もされ(三面指し)、将棋駒を書く体験コーナーも賑わっていました。駒に文字を入れるのは、墨と筆で半紙に字を書くよりかなり大変ということです。
また一方、漫画・アニメで『三月のライオン』という将棋を取り上げた作品があります。その主人公「桐山零」は天童市出身という設定なんだそうで、原作者「羽海野チカさん」のご協力ももらって「将棋のまち・天童」をアピールしています。天童駅には無料で将棋を指せる待合室があるんだとか。天童温泉では湯船につかりながら将棋が指せます。来年4月15日・16日には天童で恒例の「人間将棋」を実施。将棋ファンの皆さん、ぜひ「将棋のまち天童」にいらして下さい❗