【稲の高温障害対策について国会質問】
【稲の高温障害対策について国会質問】
今年の夏は「酷暑」で稲や果樹、野菜に被害が出ました。特にお米は高温障害のせいで一等米の割合が少なくなってしまったという農家さんの声を多く聞きます。
11/17(金)災害対策特別委員会にて最初に、稲などの農作物の高温障害対策として効果があると聞いた「灌水(かんすい)パイプ」について質問。11月上旬にいらしたJA山形中央の青年組織協議会の皆さんから、稲の高温障害対策として、田畑にパイプで農業用水を送る「灌水(かんすい)パイプ」を使えば、気温が高くても水温が上がることを抑えられて、農作物の高温障害対策になる、というお話を伺いました。これを水田などで活用するにしても国の費用補助がないか、という質問です。
農水省の緒方整備部長は、灌水パイプの整備は「水利施設整備事業」の補助メニューにある、という答弁。工事主体は市町村か土地改良区、対象面積5ha以上、農業者2名以上、工事費用200万円以上という条件はありますが、うまく話がまとまれば国が半分補助するということです。温暖化の影響で来年以降も酷暑となるなら、灌水パイプを導入することを考えてみても良いのでは、と思います。