文部科学省の方々に来ていただいて大学の対面授業の状況について説明をもらいました。
10/15(木)午後、文部科学省の方々に来ていただいて大学の対面授業の状況について説明をもらいました。
関東の大学に入学した、山形県出身の大学1年の学生さんの親御さんからご要望がありました。息子さんがご希望の学科に入学できたのに、新型コロナウイルス感染症対策のため対面授業ナシ❗ 「初めて出会う大学の勉強の仕方もわからず、先生に聞くことも、友人(ネットの中でしか会ったことのない)にも気軽に聞くことが出来ず相当苦しんでいました」ということです。
後期になっても対面授業が1コマだけであとは全てリモート授業。秋入学の新入生には入学式があったのに、春入学の1年生にはいまだに入学式が開かれていない、とのこと。
この大学について、文部科学省の方に後期授業での対面授業の拡大についてお願いをくださるように、先日要望いたしました。今日ご回答をいただきました。
他の大学では1割程度しか対面授業を再開していないところ、この学科の専門課程では38.9%の授業が対面授業で、完全遠隔授業が61.1%。
ところが大学1年生の学生のような教養課程での授業は、もともと大教室での大人数の講義を予定している科目が多く、新型コロナウイルス感染症対策として大教室に2分の1から4分の1しか学生を入れないことにすると、予定数の学生さんが講義室に入りきれなくなる問題があります。従ってリモート授業が多くなるのは致し方ない面があるというご説明でした。
ただし、この大学ではズーム・ミーティング・ルームを平日の毎日夕方5時以降常にオープンにしていて、スタッフが配置されているので、遠慮なく学生さんから相談してほしい、ということです。
文部科学省から、引き続き対面授業再開に向けて働きかけていくよう再度お願いいたしました。