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11/8(水)観光庁の方に来てもらい、「地方における高付加価値なインバウンド観光づくり」の「継続検討地域」となっている出羽三山(鶴岡市、西川町、庄内町)の取り組みに対する観光庁の応援態勢などについて説明してもらいました。






11/8(水)観光庁の方に来てもらい、「地方における高付加価値なインバウンド観光づくり」の「継続検討地域」となっている出羽三山(鶴岡市、西川町、庄内町)の取り組みに対する観光庁の応援態勢などについて説明してもらいました。
日本国内で100万円単位でお金を使う海外の「富裕層」を対象とした旅行プランを組み立てるために、対象となる地域の「売り」「宿」「人」「コネ」の開発に努めているという説明でした。
この中でも「宿」は特に重要で、富裕層のお客さんの様々なご要望に、当意即妙に柔軟に応えられる宿泊施設が選ばれるということです(例えばチェックイン・チェックアウトの時刻や、食事の食材の希望など)。そのような宿は日本国内でも外資系のホテルではあるということですが、国内各地にそのような外資系のホテルを誘致すれば良いというものではありません。例えば、出羽三山で外国の方に宿坊に泊まってもらうというのも貴重な体験ではありますが、宿坊では、宿泊する外国の富裕層の方のご希望に合わせて「ベッドを出してもらう」などは期待できません。
そして、「人」の問題。「出羽三山」は東北地方で一番の修験道の地ですが、その「精神性」を言葉にして外国人に説明するのは
簡単ではありません。単に通訳できれば良いということではなくて、通訳の方ご自身が修験道に通じている詳しい方でないとダメなわけです。
一方、「売り」については、観光庁も関わる「ワークショップ」(参加体験型講座)に「出羽三山」関係の自治体のご担当の方も参加した例もあるということです。鳥取県・島根県で古代の神話や小泉八雲を背景にした観光を組み立てるという講座だったということでした。
世界各地で様々な体験型観光をしてきた海外の富裕層を相手に、出羽三山を舞台にどのような魅力ある「観光プラン」が作れるのか❓ かなり難しいことのようですが、いろんな方を知恵を集めれば出来上がるのではないかと思います。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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