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9/21(木)朝食会の後、参議院議員会館の事務所にて水産庁の方にご説明をもらいました。カタクチイワシの不漁とスルメイカの不漁のことです。





9/21(木)朝食会の後、参議院議員会館の事務所にて水産庁の方にご説明をもらいました。カタクチイワシの不漁とスルメイカの不漁のことです。
酒田のラーメン屋さんの中には、煮干しでダシを取るお店がいくつもありますが、カタクチイワシの煮干しが3倍くらいに値上がっていて、しかも品薄で困るというお話です。水産庁によると、かつてはマイワシの方が豊漁だったので煮干しといったらマイワシだったのですが、しばらく前からはカタクチイワシの方が豊漁だったので、煮干しもカタクチイワシがメインになってきていたということ。しかし昨今はカタクチイワシが不漁で、マイワシの方が獲れるとのこと。ダシを取る煮干しもカタクチイワシからマイワシに変えられれば良いのでしょうが、味や香りが違ってしまうのでそう簡単にはいかないようです。
また今年はスルメイカも歴史的な不漁。今年は大臣許可を得たイカ釣り漁船がロシア海域に入れるようで、ロシア海域ではそれなりに釣れるようですが、これまでの他の漁場ではどこも極端な不漁。「水産研究・教育機構」という国立研究開発法人が天気予報ならぬ「漁況予報」を出しています❗ ただ、どこの海域でもスルメイカは「近年平均を下回る」というとても残念な予報です。
自然相手とはいえ、この「不漁」から何とか抜け出せないか❓
このままでは、山形県内のそば屋の「天ぷらそば」から全てゲソ天がなくなってしまいます。
これまで日本近海にいたスルメイカが、日本周辺海域の水温上昇のため日本近海から離れ、日本海だとロシア沿海州沿いを泳いでいる可能性があるようです。中国や韓国など周辺国と協議が出来れば状況が変わるかもしれませんが、他国が交渉に応じないということでした。ここは政治の出番。新しい外務大臣や農水大臣に期待したいところです。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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