9/10(日)天童市立第一中学校にて、日本教職員組合の中央執行委員の方や山形県教職員組合執行委員長と同行し、部活動地域移行に関する視察をしました。
9/10(日)天童市立第一中学校にて、日本教職員組合の中央執行委員の方や山形県教職員組合執行委員長と同行し、部活動地域移行に関する視察をしました。
天童市の野球部の部活動は、すでに市内にある4つの中学の合同チームとして運営され、うまくいっているモデルとして注目されています。
合同部活動を支えうまくいっているポイントは、
●地域で信頼できるボランティアコーチなどがいて、各学校の顧問とも協力・連携がうまくいっている。
●生徒、保護者の負担増に繋がらないようにしている。
●保護者の過大な負担に繋がらないように、希望する保護者の送り迎えと練習の見学などは認めるものの、保護者の輪番制などによる役割分担などは一切行わず、運営にまで関わることの出来ない家庭の子どもたちも平等に参加出来るようにした事が、好循環を生んているという。
課題は、
●スクールバスなどの活用などによる試合や練習会場への生徒の移動の足の確保。
●民間のスポーツクラブ等もいいのだが、保護者の負担増によって、経済的な理由から希望の部活を諦めざるを得ない生徒を無くす事。
●保護者の過大な負担に繋がらない運営体制の確保。
●今年特に、問題が明らかになったが、猛暑時の屋外大会など、命に関わるような試合や大会日程の抜本的な時期や過密スケジュールの見直し。
様々な現場の声を聞き、子どもたちが置き去りにされることのないよう予算面も含め、国のしっかりとした関与もサポートを求めて行きますm(_ _)m