6/21(水)通常国会の閉会日には各委員会が開かれて「閉会中審査」の手続きと請願の決議がされます。
6/21(水)通常国会の閉会日には各委員会が開かれて「閉会中審査」の手続きと請願の決議がされます。写真は参議院・厚労委員会。
この厚労委員会では以下の7つの請願が採択されました。
●社会福祉施設職員等退職共済制度に関する請願
●パーキンソン病患者への難病対策の推進に関する請願
●腎疾患総合対策の早期確立に関する請願
●難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進に関する請願
●ウイルス性の肝がん・重度肝硬変患者への支援と治療薬開発に関する請願
●てんかんのある人とその家族の生活を支えることに関する請願
●現下の雇用失業情勢を踏まえた労働行政体制の整備に関する請願
厚労委員会には他にも数多くの請願が提出されましたが、全会派の同意がなければ採択には至らないため、これら7つ以外は全て「保留」となりました。
国会に国民の要望を直接伝える「請願」は、憲法16条にも定められている制度で、様式が整っていて国民1人以上の署名があれば紹介議員を通して国会に提出することができます。