尾辻かな子衆議院議員主催の、介護保険に関する厚生労働省令改正についての会合に出席しました。
9/16(水)午後、尾辻かな子衆議院議員主催の、介護保険に関する厚生労働省令改正についての会合に出席しました。
「要支援認定」を受けて市町村実施の「総合事業サービス」を受けている利用者が、「要介護度」が進んで「要介護認定」となった場合に、介護保険サービスとして規定されている「ホームヘルプサービス」「デイケアサービス」が受けられなくなってしまうという省令改正があるということで、オフィスハスカップの小竹雅子さんの働きかけをいただき、本日尾辻かな子議員のご調整で厚生労働省の方から説明をもらいました。
総合事業サービスの利用者ご本人の「希望」により、総合事業サービスを引き続いて利用することも出来るし、介護保険サービスのホームヘルプサービス、デイケアサービスを使うこともできるし、両方の併用もできるようにする省令改正というご説明。
本日ご出席のホームヘルプサービスを行っている方々からは、「コロナ禍で、感染対策できる既存業者が総合事業を請け負って安い単価で働いているという今の実態に合わない省令改正」「市町村が実施する総合事業それだけを受けてサービス提供している業者が各市町村に少ししかいないという実態を厚生労働省は把握していない」「ホームヘルプサービス(身体介護・生活援助)の報酬を上げないと、ますます訪問介護サービス事業者が倒れ、ヘルパーのなり手も一層減ってしまい、ますます利用者の重度化が進む」などのご意見。
介護の大変な実情についての現場の声が、介護保険の制度づくりをする人たちに届いていません‼️
(2020/9/16 芳賀事務所スタッフ)