3/28(火)「特定じん肺労働者に対する給付金の支給等に関する法律案（仮称）の創設を目指す院内集会」に出席。
「じん肺」というと建設現場でアスベストの粉じんを吸引してしまった建設職人のことが広く知られていますが、今回は「トンネルじん肺」の問題についての集会です。トンネル工事に関わる建設職人の方々の中には、対策が十分にされていない職場で粉じんを吸い込み、深刻な「じん肺」（たん・せき・息切れ・肺がん）に悩む方が多くいらっしゃいます。
問題は症状が出た時には、すでに「じん肺」が相当進行していて治療が大変なこと。長い期間にわたって少しずつ進行して、その後で「発症」になるため、賠償金を求める裁判では、過去長くさかのぼって、いつからいつまでどのトンネル工事現場にいたのかを建設職人側が証明しなければなりません。これが大変難しい。
議員立法で、裁判で戦わなくても救済のための給付金を国から支給する「特定じん肺労働者に対する給付金の支給等に関する法律案」の制定に向けて準備が進んでいます。この動きに賛同する集会に出席しました。