2/1(水)朝8時より舟山やすえさんの司会で「農林水産調査会」開催。
2/1(水)朝8時より舟山やすえさんの司会で「農林水産調査会」開催。農政や食の「安全保障」に強い危機感を抱いていらっしゃる鈴木宣弘・東京大学大学院教授のご講演がありました。
鈴木先生ご自身が半農半漁のお家のお生まれ。自民党がアメリカのいいなりになって、また「巨大資本」の都合の良いように日本の農業や食の世界を「改悪」してきたことに警告を鳴らしていらっしゃいます。政府自民党が農業の「輸出拡大」など言っているが、それよりも、今廃業の危機にある「酪農」「畜産農家」そして肥料高・燃料費に苦しむ耕作農家を守ることがいま必要だと力説。
また西欧で支持が広がっている「有機農業」にも力を入れて、まずは学校給食で有機農作物を使う動きを全国に広めるべきとおっしゃっていました。
山形県でも多くの農家が経営危機にあり、大変興味深い議論でした。
農業や食の問題は農家だけの問題ではなく国民全体の問題。
「命を削る安さに飛びついてはいけない」と鈴木教授はおっしゃってました。
農薬・遺伝子組み換え・ゲノム編集・種子・品種のいずれも、政府自民党は「アメリカのアグリビジネス」に都合の良いように日本の制度・ルールを「改悪」し、日本の農家と「食の安全」を痛めつけてきました。
今こそ、日本の農家と食の安全をまもる「食料安全保障」の運動を国全体で広める必要があります❗️