9/21(水)午後、山形でペットショップ「ペット・ハーバー・ノア」を経営されている柏倉さんに地元から参加していただき、環境省のご担当者とリモート会議を開催。
9/21(水)午後、山形でペットショップ「ペット・ハーバー・ノア」を経営されている柏倉さんに地元から参加していただき、環境省のご担当者とリモート会議を開催。ペット業者が育てている犬猫には、生まれてすぐにマイクロチップを「装着」させなければならない問題について、柏倉さんの問題意識を環境省のご担当者に直接話していただきました。
柏倉さんによると、犬猫の種類によっては、体が小さい状態でマイクロチップを注射針で押し込むと、神経にさわったり、拒否反応が出たりして立てなくなったり歩けなくなったりする問題があるということです。環境省のご担当者によれば「獣医が『装着』に支障があると判断した場合にはその義務はない」ということです。ペット業者が子犬子猫を販売する際にはマイクロチップを装着しておくことが義務になっていますが、環境省は56日(8週)より幼い犬猫は販売不可としています(だから生まれてすぐの小さな子犬子猫にマイクロチップを「装着」させることは想定されていない、というのが環境省の考えです)。
犬猫の管理のためには全てにマイクロチップをつけることが合理的なのはその通りですが、マイクロチップを装着する「手術」の費用が獣医師毎にまちまち(3000円~1万5000円程度)な問題もあり、ペット業者ではない普通の個人が飼っている犬猫が子を産んだときにはマイクロチップ装着の義務がないなど課題もあるという柏倉さんのご指摘でした。
ペットの世界には他にも課題があるようで、引き続き取り組んで参ります。