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9/14(水)午前、鶴岡市の養豚農家「五十嵐ファーム」の五十嵐さんにご同席をいただきながら、農水省から「養豚飼料への補助」「肉豚経営安定交付金(豚マルキン)」について説明を受けました。





9/14(水)午前、鶴岡市の養豚農家「五十嵐ファーム」の五十嵐さんにご同席をいただきながら、農水省から「養豚飼料への補助」「肉豚経営安定交付金(豚マルキン)」について説明を受けました。五十嵐さんからは、輸入飼料を多く含む「配合飼料」のコスト高についての課題や、その他いろいろな思いを農水省のご担当者に直接お話しをいただき、有意義な意見交換となりました。
飼料業者による「配合飼料」は値段の高いものなら効率良く豚の肥育が進むが値段が安いものは効率が悪い、ということで、五十嵐さんは飼料用米やとうもろこしといった飼料を配合するだけでなく、せんべい工場から「割れせんべい」など分けてもらってエサに配合(自家配合)してコストを抑えつつ「効率良い」飼料づくりを進めています。養豚飼料の値上がりは「配合飼料」も「自家配」も一緒ですが、農水省の飼料価格高騰対策では業者の「配合飼料」を使っている畜産業者だけ「基金」から補助があります。
各都道府県が国の「新型コロナ対応地方創生臨時交付金」を原資に、この基金に上乗せして飼料価格高騰対策の支援を行っています。農水省の方は「基金からは『自家配』の畜産農家に支援できないが、各都道府県の判断だけれども、新型コロナ対応地方創生臨時交付金による各都道府県の飼料価格高騰対策については、自家配の畜産農家に支援する枠組みづくりもありえるのではないか」とのご説明でした。
また五十嵐さんからは、飼料用米を栽培する農家をもっと支援してほしいと要望がありました。「稲作農家は様々な作物への支援策を天びんにかけて、例えば今年は、支援が手厚い大豆を栽培する農家が結構多い。飼料用米の作付けを増やすことが自給率向上にもつながるので、ぜひ支援をお願いしたい」
他にも豚肉の生産コストの値上がりで販売価格を越えた場合の補助制度「豚マルキン」についても説明を受けました。五十嵐さんもおっしゃってましたが、農業や畜産など、次の世代も引き継いでくれるような仕組みがこれからも必要です。


山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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