厚生労働委員会で質問。介護保険法の改正を含む「社会福祉法等改正案」の審議
午前11時前から50分間、厚生労働委員会で質問。介護保険法の改正を含む「社会福祉法等改正案」の審議です。なお、今日つけていたマスクは、天童の茂木さんが作って下さった、将棋の駒の柄のマスクです。
冒頭、地元からの要望を受けて「住居確保給付金」の家賃実額まで引き上げと、 医療・介護施設の「前年の医療報酬・介護報酬支払いに基づく概算払い」、医療機関などで働く職員への「慰労金」の対象拡大を厚生労働省に要望しました。院外の処方箋薬局の薬剤師さんも、保育所の保育士さんや学童保育・児童養護施設・幼稚園等のスタッフも対象に含めるよう求めました。
法案質疑では、まず子ども食堂 への支援策を質問。第二次補正予算案の事業「支援対象児童等見守り強化事業」について説明を受けました。
続いて、地元・山形の「認知症の人と家族の会」の方から伺った要望に基づいて、認知症医療の充実を要望。精神科医師の訪問診療や認知症の方のいるご家族への精神的ケアなどの充実をお願いしました。
次に、介護保険関係の負担アップやサービス切り下げに反対と主張。ショートステイや施設を利用している方の食費自己負担の引上げ(補足給付 の引き下げ)、「高額介護サービス費支給制度」の基準額の引き上げ、「要介護1」と「要介護2」の方を市町村が行う総合事業に移すこと、また、ケアマネージャーのケアプラン作成を有料にするのにも反対とうったえました。
加藤大臣は介護保険制度を維持するために給付のあり方を不断に見直す必要があると答弁しましたが、父の介護を手伝った経験からすれば、介護サービスはもっと充実させる必要があります。