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厚生労働委員会にて雇用保険法等改正案の他、保育について質問


午後2時40分過ぎより参議院厚生労働委員会にて雇用保険法等改正案の他、保育について質問しました。
雇用保険法等改正案では、様々な法改正が束ねられていますが、今回特に質問したのは「高年齢者雇用安定法」の部分。
ご年配の皆さんの働く場で長時間労働や過労死、労災がすでに問題になっていますので、今回の法改正がそのようなことに拍車をかけてはならない、ご高齢の方が働く場でこのようなことがないよう指導してほしいと厚生労働大臣に注文しました。
山形で、さくらんぼ農家の方が収穫前にさくらんぼの木に雨よけのテントを張る際などに、ケガしてしまうことがあることに触れました。農家でもこのようなケガの保障としてJA共済の「傷害共済」があるんだから、労災でも、同じように配慮してほしいと要望いたしました。「業種によっては労災の特別加入ができる」という回答でした。
一方、3/23(月)に質問できなかった保育現場の課題について質問しました。保育現場では多くの場で保育士・保育スタッフなどの人手不足が深刻です。保育士が足らない時に一時的に園長と保育士を兼務しつつ施設長加算を受けられるよう両方できないかと要望しました。
また保育士の待遇改善の「処遇改善加算Ⅱ」が使いにくいという声を報告。大手でなくても「処遇改善加算Ⅱ」が使えるよう要望しました。 これに対しては、WEBやインターネットを利用しての研修等、参加するための現場の負担軽減等を検討するという前向きな回答を頂きました。
さらに、保育園の施設基準がほぼ70年前のままで、狭い部屋にたくさんの子どもがいるのが現状の保育園だと指摘。小学校の教室より狭いところに多くの子どもが密にいて、おしゃべりをし、食事するのは新型コロナウイルスの感染を考えたらリスクが高い。なのに、小中高校は休校で、保育園が休園しないのは矛盾ではないかと質問。
保育園の休園する、しないの基準も厚労省でも検討を進めてほしいと最後に要望しました。



山形県参議院議員 芳賀道也(はが みちや)

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