予算委員会にて、安倍首相、茂木外相、江藤農相に質問
午後1時過ぎより参議院予算委員会の質問に立ちました。
安倍首相、茂木外相、江藤農相に質問。
まず、先週水曜日に週刊文春で発表された、財務省近畿財務局にお勤めだった故・赤木俊夫さんが自死される前に残された手記を引用して森友学園の文書改ざん問題について安倍首相に質問。
「なぜこれだけ問題になるのか?」という質問とは関係ない安倍首相の答弁が長々続いて閉口。「この内閣には自浄能力がない」と、「3・11原発事故」の国会事故調査委員会のような委員会を国会につくり、原因究明と再発防止のために徹底した調査を行おうと呼びかけました。
この後コロナウイルス対策の経済政策として4300億円レベルでは少なすぎると、米国107兆円(今朝のニュースでは更には倍増)、フランス5兆円などと比較してあまりにも対策が遅く、額も極めて少ないと指摘。安倍首相からは「比較するなら米国での2500億ドルという融資金額を表に載せるな」と筋違いの答弁がかえってきました。続いて、先週水曜日既に提案された野党国民民主党の30兆円の経済対策案を紹介。直に、1人あたり10万円生活保障で10兆円、中小小規模業者の補償で10兆円、消費税を10%から5%へ減税して国内消費拡大に10兆円で合計30兆円の思いきった財政出動。さらに納税の延期や金融機関への6ヶ月の返済猶予も盛り込む案です。
次に茂木外相には、ペルーで急きょ国内でも移動制限が出たことをめぐって、現地邦人の保護状況について質問、世界中での邦人保護の状況を聞きました。
最後に給食の食材を各学校に納品されていた農家への補償の質問について、江藤農水大臣に質問。「すでに発注していたものは違約金を払い、それ以外も漏れがないように把握して、文部科学省とも連盟、しっかり補償する。契約書のないもの、直売所の納入、代替出荷で余分に運送料が発生したものもすべて補償対象だ」と確約をもらいました。
地域の公立・公的病院と保育園の保育士の待遇改善のことを質問したいと準備していましたが、時間切れで残念でした。