厚労委員会にて歯科医の切実な声を届けました
歯医者さんが歯の詰め物に使う「金銀パラジウム合金」について、実際の価格が診療報酬上の価格を大きく上回っていて、歯医者さんたちが「赤字」で大変困っている問題を取り上げました。
以前質問したときには「年の途中でも大きな差があれば6か月ごとに見直す」という回答でしたが、歯科医の切実な声を聞き、それでは間に合わないのでもっと短期間で見直して欲しいと要望しました。
厚労省の濱谷(はまや)保険局長からは「関係団体等の意見も踏まえまして検討していきたい」という回答をもらいました。
その後3/25(水)に開かれた中医協(中央社会保険医療協議会 診療報酬などを決める厚労省の審議会)総会にて、15%以上乱高下した場合には6か月ではなく3か月で改定することを決定。
歯科医の皆さんが困っていたことが、ひとつ解決しました。
引き続き、歯科技工士などの待遇改善や、保育や介護の待遇改善を求める現場の切実な声を拾って、医療や介護などの課題解決のため働きかけて参ります。